Allen M. Sumner Class Destroyer
USS Laffey DD-724
アレン・M・サムナー級駆逐艦 駆逐艦ラフェイ
1944年の竣工以来、ノルマンディー上陸作戦、フィリピン戦、沖縄戦と最悪な激戦地に投入され続け、
沖縄では特攻機×5、爆弾×3を受けながらも沈まず、後の朝鮮戦争にも参加してしまったのであります。
「雪風が最強」などと言わずにアメリカの不沈艦も見てみませう。
駆逐艦ラフェイ(奥)と沿岸警備艇インガム(手前)。
艦体前部に連装砲2基を装備。2番砲塔の位置が高すぎやしませんか。
素人なりに「復元力はどうなんだろう」などと思ってみる。
艦首付近より。
艦幅に対して5インチ連装砲がギリギリです。
ブリッジ内部。
操舵室。
戦闘指揮所。
中央奥には沖縄での特攻機との戦闘時の図が示されておりました。
戦闘指揮所の一部。
だったと思う。
調理室とパン屋。
やたらと天井の高いトイレ。
一見普通の公衆便所風。
見づらいですがチャペル。
御真影じゃなくてチャペルです。
わかりずらいですが店です。
コーラの瓶とかチョコレートとかが置かれてました。
食堂。
割と広めです。
主機室付近。何だか忘れてしまいました。
電気系の何かだったと思います。
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エンジンルーム。主機室。
メインコントロール。
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エンジンルーム。主機室。
蒸気タービンエンジン2基。だそうな。
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揚弾機室。
砲塔の真下にあります。
砲塔内部。
中央左が揚弾室からの弾丸。中央が装填機です。
がんばって目を凝らすと構造が分かります。
後方より。
5インチ砲の後ろにはDASH無人対潜ヘリコプターの格納庫があります。
※画像をクリックすると拡大します※
Mk37 Fire Director Mk25 Radar Antenna
主砲射撃管制装置と戦果マーク。
日本とドイツの旗が並んでおります。
1945年沖縄での特攻機による被害の説明。
特攻機5機、爆弾3発を受けたが沈まなかったとあります。
不発弾の有無がとても気になる今日この頃です。
ラフェイのサイトには戦闘記録及び当時の画像があります。
気になる方は下部のリンクからどうぞ。
おまけ
時間の都合で省略された上に、まともな写真が1枚も無い沿岸警備艇インガム(USS Ingham WHEC-35)について少々。
1936年に竣工し沿岸警備に従事。その後、第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争に参加。
ベトナム戦争後は沿岸警備に戻り、難民船の救出やら薬物密輸船の拿捕などで活躍したそうな。
1988年まで現役だったそうで、50年以上働いた艦なのです。