今朝はゆっくりと今後の予定を決めるつもりだったが時間が無い。シャワー兼洗濯を開始。
午前10時、まったりタイムも味わえずに追われるようにチェックアウト。小銭がなかったのでチップは無し。どおもすいませんでした。目的の航空宇宙博物館別館への道は昨日チェック済なので迷わずに30分で到着。博物館の入場は無料、しかしながら駐車場に入らないと入口に行けないという素晴らしいシステムを採用しているわけで。駐車料金は$12とアメリカにしては高い。とても高い。周辺は平地で無限に地面があるのに高い。とても高い。
高級駐車場に駐車し、入口で持ち物チェックを受けて中へ。かなり広い。いるのは小学生の集団や爺さんばかり。平日の昼間だし当たり前か。しかしアメリカ人は子供のころからこんなのばっか見せられてるんですね。
WWU時代の機体の他にもスペースシャトルやコンコルド、ボーイング707なんかも屋内展示でかなり気合入ってます。エノラゲイもいます。近、現代機好きには本館よりこちらがメインといった感じ。モーテルに泊まったんでゆっくり見れてよかった。
写真を撮りながら館内をまわる。相変わらずのデジカメ技術でして、画素数最大で撮影していたわけで、メモリーはすぐに満タンに。何度も車に戻りPCにデータを移す。とてもアホメンドクサイ。
見た感じ小1かそれ以下にしか見えない集団が紙を持って見学している。ちょっくらその紙を見せていただくと、館の平面図と展示機の位置がプリントされていて、各機体の名前を埋めていくという課題らしい。がしかしだ、小1の子供にエノラゲイとか桜花とかを記入させるのだろうか。恐るべきアメリカ。ほとんど教育しないで数世代かけて戦争は無かったことにしようとするのも怖いんだけどね。まぁいろいろありますな。いやマジで。
お土産を漁っているとアジア系の店員が接客しているのを発見。アメリカ人らしからぬテキパキとした対応。動き的に日本人臭い。様な気がした。
そんなことに気をとられつつ土産捜索を続ける。さすがは土産屋、どれも必要ない品揃えなので何を買えばいいかわからない。「貰っても迷惑かも」などと考えると一生決まりそうに無いわけで、無難そうなTシャツ類を選択する。
支払い時にさっきの一見日本人風店員が英語で話し掛けてきたのだが。やはり動きが日本人的なわけで。「はい」と返事をしてみると、「あら、日本人ですか」とお返事を下さる。やっぱ日本人でした。こんなトコにもいるもんなんですね。しかし「仕草でわかってしまうもんなのだなぁ」と思うのだった。
買い物終了。午後2時半に博物館を出る。
途中のガソリンスタンドでヴァージニア州のショットグラス発見。サンドイッチも購入し、青空の下で食すのでした。そこからしばらく走るとI-81とのジャンクション。Norfolk行きは南だが、ショットグラス捜索の為に町がありそうな北へ向かう。
ワイナリー捜索中の脇道。
途中にワイナリーの看板を発見、森の中の細すぎる道を通ってワイナリー的な場所に到着するも閉店中。はぁ。ブドウ畑はありましたけど。細すぎる道を通って戻る。
点在する家はどれもでかくて高級っぽい。ときどき車とすれ違うがそれ以外は人の気配まったく無し。
途中のスーパーで買い物。Krogerという24時間営業スーパーなんですが、広い駐車場にはなんかアレな感じな人達がフラフラしてまして、入口にも一見アレ風な人達がたむろしてまして。日本で郊外にあるドン・○ホーテに若者がたむろしているのとは少し違う雰囲気であり、なんか「あのモンキー金もってそうじゃね?」とか「薬いかがっすか?」などという声が聞こえてきそうなわけで。そんな人々のアレな視線を浴びつつ店内へ。トルティーヤチップスの巨大サイズが安い。バナナも一房購入。レジに行くと店員はみんな黒人。やはりデンバーと比べると居住エリアがはっきりしているようだ。
駐車場に戻るとなにやら「ホギャギャギャー!」という爆音が。思いっきり傾いたボロ車が動く度にかなりの異常音を発してます。どうも店員の車らしいが駐車場内を走り回って爆音上げて「ひゃっひゃっひゃー!」と喜んでいるわけです。観客のアレな人達も大喜び。狂うとります。
車内に戻りバナナを食す。一本のつもりがゴリラバリに三本を一気食い。爆走してると空腹を感じないことが結構ありまして、なにかを食べ始めた瞬間に豚の如く「ズボボボッー」っと激しい摂食してしまうことがあるのだ。テレビとかで動物の食事シーンを見て「あせりすぎだろ」と思う方もいると思うが、ペコペコ動物とはそんなものなのだ。
走り出してまた一本。明日の朝食用だったのに一房全部食べてしまった。さらにはトルティーヤチップスをオープン。ボリボリ食べながら夜のRichmondをドライブ。写真でも、と思っていたが特にいい場所も無いので中止。
午後10時、車内にあると食べ続けてしまう危険なチップスをトランクにしまってからI-64eastに乗りNorfolkへ向かう。今日は迷わず最寄のセブンイレブンに向かい現在位置を確認、そして寝る場所を探す。やはりハイウェイのレストエリアぐらいしか見つからない。というわけでI-64に戻ることにするのでした。
トルティーヤチップスの異常摂取により壮絶に喉が渇いているのわけでして、水より安い一見スポーツドリンク風の真っブルーなドリンク(大)を購入。するとレジのおばちゃん店員が「1本で$1.60、2本なら$2.00。私なら2本買うけど」、など言ってくるわけで。後ろに客が並んでいますが、急ぐ気配一切無しで2本買いを薦めてくれる。相変わらずアメリカンなアメリカ人店員だ。結局2本のドリンクを手にし、I-64のレストエリアを目指す。寝床確保完了。リアシートを倒して寝る準備万端。横になり完全に寝るモードに入っていると、携帯電話が遠くで鳴ったような、気がした。気のせいかなと思いつつも携帯を探してみる。しかしこれがどこにも見当たらないわけで。「け、携帯電話ロストしたかも…。ど、何処で落としたかわかるわけがねぇ…」。
とりあえず外に出ると、車の下からピンクに点滅する光が。留守電が入って携帯が点滅していたので気づいたわけでして、無事救出。もし電話が鳴らなかったら無くすとこだった。爆走中だし落とした事に気づくのも遅れてたかもしれないわけで。「いやー」、一人旅中にいちいち電話かけてくんなよなんて一度も思ったこと無いっすよ。いやマジで。はぁ。
午前1時就寝。
本日の走行距離: | 389miles (626km) |
トータル走行距離: | 2782miles (4477km) |
本日の出費 | |
VA NASM別館 | :パーキング$12.00 お土産$39.00 |
VA I-66 ガソリンスタンド | :サンドイッチ 水 ショットグラス 計$7.66 |
VA Winchester | :給油$22.05 ショットグラス×2 $13.63 |
VA Richmond | :バナナ トルティーヤチップス 計$3.54 |
VA Norfolk | :スポーツドリンク×2 $2.08 |
Total | :$99.96 |