〜 アトランタからモントゴメリーを通りメキシコ湾まで南下。〜

アメリカ地図9 ジョージア→アラバマ
 アメリカ浮浪日記 
浮浪生活9日目
5月14日 晴れ 90F (32℃)

ジョージア州
I-20レストエリア 

 アラバマ州
I-10レストエリア


▼起床

午前7時15分起床。野宿も板に付いてきた様で思いっきり熟睡してしまった。

いつもどおりトイレで洗顔、歯磨き、さらに人のいないことを確認してから頭も洗ってみる。遠慮しながら洗っているわけであり、プロ化してしまったのでは無い。断じて違う。

午前7時50分、昨晩入園を断念したストーンマウンテンパークへ向けて出発。

▼Highway Star

I-20 West、車は疎らでまったりと運転していると、異常なスピードで迫ってくる白い車がミラーに写る。と思った瞬間凄まじい勢いで抜いていく。深夜の首都高でGT-Rに抜かれる様な懐かしい感覚でしたが、車はノーマルの中古セダンだったわけで。足がグニャグニャで緩いカーブでも激しくロールしてるわけであり、「あれはちょっとした段差でも飛ぶのでは?」などと思いながら見ていたのですが。数分後、3車線の真ん中でひっくり返っておりました。レーシングドライバーは御存命の模様で、頭から血を流した青年が茫然と立っておりました。すでに数台が停まっており、救出及び見学が開始されている。野次馬精神に欠け、巻き込まれたくない精神旺盛な俺は香ばしい煙が漂う現場を後にする。

ホヤホヤ
ごろっとな。

昨日と同じルートはつまらんので30分ほど走ってからをハイウェイを降り、下道で向かってみることに。途中、Lithoniaとかいう小さな町でコンビニに寄る。アメリカンコンビニとしてはなかなかの品揃えで、ビニールパックではない紙包みのサンドイッチ類が激しく美味そう。「激安チーズバーガーゲッツ!さらにソーセージビスケットゲッツ!」などと浮かれる俺。この朝食が後の事件の引き金になるなど知る由もないのだった。

▼チョコボール的な何かが・・・

午前9時、ストーンマウンテンに到着。入場料$8を支払い入場。でかい岩があるだけかと思っていたが、入ってみるとかなり広い公園になっている。ホテルとかキャンピンググラウンドもあるわけで、昨夜に「あと10分で閉まるけど入る?」と聞かれた理由が判明。島国から来た庶民には公園内にホテルがあるなんて想像できなかったわけで、「よぉ、イエローモンキー、たった10分で何するつもりだ」って意味だと誤解しておりました。どおもすいませんでした。

とりあえず園内をゆっくり偵察していると急に便意を催す。久々の豪華な朝食が出口まで一気に達した模様であり、初期症状から臨界点までが予想外に早い。パンフレットで地図を確認しトイレへ急行するが、これがまたマジで広いわけで、駐車場に停めた時にはすでにメルトダウン寸前。

爽やかな朝日を受けつつトイレに直行するが、仕組まれたようなタイミングで清掃中。楽しげな観光客どもに便意を悟られぬよう、地図を見たり、景色を見るフリをしたりして耐えがたき耐えるも、なかなか終わる気配は無い。我慢できずに軽く中を覗いてみたが、あの清掃員のアメリカ式労働スタイルからして当分終わりそうに無い。現在無職浮浪中につき文句を言える立場では無いのですが、はっきり言って永遠に終わりそうに無い。

プレッシャーの周期は確実に短くなり、その勢力も強まる一方。この状況下での判断ミスは許されないわけであり、普段は優柔不断な俺も即刻の転進を決意。やや腰を曲げた姿勢で地面の一点を見つめつつ定速歩行で車へと向かう。

車まであと数メートル、一瞬の気の緩みをついて悪魔が襲う。その瞬間、何かが強い圧力に押し出された様な感覚が走る。数秒後、内太腿に何かが触れた、様な気がした。歩速を緩め、被害箇所を確認。「いや、大丈夫だ」、「ウェット感も無し」。

「異常無し!」とばかりに前進を再開した直後。チョコボール的な何かが「コロ、コロン♪」とアスファルト上を転がるのが視界に入る。見て見ぬフリをしつつ横目で凝視。サイズ的にはチョコボールと同様だが、そのテクスチャーはあの有機ブツにしか見えない。

しかし今は敵主力への対応が先であり、尖兵を相手にしている間は無いわけで。「違う、絶対違う」と自分に言い聞かせつつ車に乗り込む。マップ上に第二目標を確認し、もうろうとした意識で車を走らせる。もう誰にも邪魔はさせないぜ!最後の力を振り絞り便座を確保。「ふぅー」。戦闘終了。

改めて被弾箇所を調査するがソレらしい形跡は無い。アレは幻だった思いたいところだが、まぶたの裏に焼きついたブツは確実にソレだったわけであり。

せっかくの観光地で日本に先駆けてチョコボールダークチョコ味を新発売してしまった俺。キョ○ちゃんもビックリだろうが、自身はガックリ。あまり食べてなかったんで硬かったのが不幸中の幸い、などと分析しつつもそれなりにショックなのでした。ちなみに享年二十九。はぁ。

▼ストーンマウンテンパーク

一仕事済ませ、妙に清々しい気分で目的の岩の前へ。大きい。とても大きい。なんでもこれで一つの岩だそうで、正にストーンマウンテン。そしてその岩肌に刻まれた彫刻の下へ。大きい、とても大きい。イヤ、マジで予想外の迫力。

ストーンマウンテンパーク1
ストーンマウンテン。大きいです。
ちなみに高さは251mらしいです。とても大きいです。

彫刻のモデルは南北戦争時代の南軍の英雄らしいが、おそらく将軍達も俺の戦いぶりを見ていたことだろう。「チョコボールは幻だった」とささやき掛けてくれているようだ。思えば、かの徳川家康も初陣の際には内なる敵との戦があったと伝えられているわけで。家康公は「これは尻味噌じゃ!」の一言で周囲を一蹴したと聞く。その後の活躍は語るまでも無いわけで。つまりは「これはチョコボールじゃ!」の一言で天下への道が開けたと考えるのが妥当。何を言いたいかというと、人間の犯す些細なミスなんかは忘れさせてくれるそのスケールに驚きってことだ。

ストーンマウンテンパーク2
1870年代の町並み。アトラクションも多数。
しかし4Dシアターの4Dとは何か?
そんな感じで敗軍の将に慰められつつ観光を続ける俺。思えば今回の旅で初めてのまともな観光地じゃないか。やっぱちゃんと調べてきてよかったぜ。下ネタも程々にして観光するぜ。

岩は上まで登れるらしいが面倒なのでパス。テキトーに歩き回っていると古い町並みを再現した感じの一角に入る。建物内はレストランやギフトショップなっており、いろいろなアトラクションもある模様。店員も昔の格好をしているわけで、これぞ正に観光地。

ストーンマウンテンパーク3
とりあえず機関車も激写。

さらに進むと岩を一周する列車の駅を発見。遊園地仕様の列車ではなくリアル機関車が走っているらしい。時刻表を見るともうすぐ来るようなので、辺りをフラフラしながら待つことに。程無くして「パオーン、パオーン」という汽笛とともに機関車登場。とりあえず激写。駅の中には古い列車グッズが展示されておりました。

岩周辺の見学終了。今度は岩を囲う湖沿いの道を走り、周囲を見学する。先ほどは便所マークのみに気を取られていたがいろいろある模様。遊覧船やハイキングコースもある。アトランタオリンピックで使用した施設もあるらしい。なぜかアンティークカー博物館もある。さらにはゴルフコースまであるらしい。しかしどれも興味の無い品揃えなので軽く一回りして見学終了。

ストーンマウンテンパーク4
ストーンマウンテンレイクと後頭部。
岩は森と湖に囲われております。


午後0時半、園内を出てアトランタ中心部にあるコカコーラ博物館へ向かう。
アトランタ
アトランタ中心へ。

▼ワールド・オブ・コカコーラ

午後1時、アトランタダウンタウンをテキトーにドライブしていると案外簡単にコーラ屋を発見。駐車スペースを探すがこの辺りの路上パーキングはどれも15分リミットとか30分リミットなわけで。どおりで駐車場の呼び込みが多いわけだ。ぐるりと回って一番安すかったパーキングに駐車。これが偶然にもコカコーラ博物館の真裏だったわけで、早速館内へ侵入。

入口前には遠足だろうか大量の子供達が座っており、司会のお兄さんがコーラに関する質問なんかをして盛り上げている。「コーラは骨が溶けるからガキは飲むな」とニセ情報で子供に恐怖感を植え付ける某国とは正反対の教育方針のようだ。

スカッとさわやかコカコーラ
ワールド・オブ・コカコーラ入口。
アメリカといえばコカコーラ。寿司屋でもコーラを飲むだけあって大人気。

館内に入ると結構混雑おります。チケット購入の列に並び、午後1時50分、やっと入場。

スカッとさわやかコカコーラ
看板やら瓶やらが展示される館内。
世界のコーラを飲めるとの噂を聞いて来てみたわけで。不味いと評判らしいイタリアのブツが目的。館内には歴代のコカコーラの看板やボトル等が展示されている。テキトーに見ながらに試飲場を探していると、一段と人の群がるTaste of the Worldを発見。どうも世界のコーラではなく、世界のコカコーラ社製品が試飲できるようだ。これが大人気でして、結構人が並んでて大変。

日本代表にはべジータベータなる健康飲料的な何かが。各国代表がストレートにジャンクなソーダを出してくる中、小ざかしい感が否めない。せめてリアルゴールド的な力強さを見せて欲しかった。ような気がした。

そしてついにイタリア代表の前へ。ビターアペリティフと書いてある。まずは前方の黒人女性がトライ。若手芸人バリに体全体でその不味さをアピール。俺には「絶対飲むな」などと言ってくるが、かまわず飲んでべジータベータで失墜した日本男児の勇ましさを見せつける。「ニガイ」。確かに苦いがそれを日本語で表現した瞬間に隣で一部始終を凝視している黒人女性にボコボコにされるのは必至、笑顔で「Good」などと言ってみる。お味的には名前の通りにビター系カクテルの様で飲めなくも無い、が金を出すのはイヤといった感じでした。

しつこく何度も並んで全17品を制覇。試飲終了。さすが世界のコカコーラというわけで、人の道を外したような製品は御座いませんでした。

スカッとさわやかコカコーラ
テイスト・オブ・ザ・ワールド。
試飲エリア。

スカッとさわやかコカコーラ
各国代表全17品にトライ。

スカッとさわやかコカコーラ
コーラグッズのみをひたすら売りまくる土産屋。
Everything Coca-Colaってどうなんだろう。


午後2時半、お土産にショットグラスを買って出る。

▼アトランタの街中を浮浪

アンダーグラウンド・アトランタ入口
ワールド・オブ・コカコーラを出た所。
中央の暗いトコがアンダーグラウンド・アトランタ入口。

下調べ効果でストーンマウンテンにコーラ屋と効率よく回る今日の俺。次は目標はアンダーグラウンド・アトランタなるショッピングモールなわけですが、コーラ屋を出るとすぐ目の前に発見。要は観光客向けの地下商店街なのですが、かなり広いわけで、歩き回っていると全部の店が同じに見えてきます。観光地で買った物は近い将来ゴミになるのが世の常。商品とは目を合わせず、雰囲気のみ味わう節約主婦式歩行術で外へ出る。

アンダーグラウンド・アトランタ
似たような店がコピペされたかの様に並んでおります。
昔は渋い地下街だったらしいです。

正に大消費帝国
アンダーグラウンドから出てきたトコ。
地下も地上もひたすらに店だらけであります。


CNN
一応CNNです。

店地獄を出てからダウンタウンを歩いてみる。古い建物が多いです。狭い道路は渋滞しており、窓全開の車内からラップミュージック的な爆音が流れてきます。アトランタといえばCNNなわけですが、これがドコにあるかわからんわけで。「見れればいいな」、ぐらいでテキトーに歩き回ると意外に早く発見。当たり前だが外見はただのビルでした。



アトランタダウンタウン
渋い建物の多いアトランタのダウンタウン。

アトランタダウンタウン
あては無いけどテキトーに浮浪。


遠回りをして少し外からダウンタウンを眺めてみたり、人気の無い道で怖そうな人々とすれ違ってみたりしながらパーキングに戻る。なんだかんだで2時間以上歩いてしまった。

凶悪犯罪都市アトランタ
凶悪犯罪発生率の高いアトランタ。
人気の無い高架道路上で体長190cmはある見た目がアレな人×3に遭遇。
下は線路だし完全に殺られたと思いました。冗談抜きで恐ろしっこでした。

午後4時45分、I-85に乗り、次の目標アラバマ州(Alabama)モービル(Mobile)に向かう。

▼渋すぎるアラバマ州入り

1時間ほどでアラバマ州入り。日差しがやたらと強く、外気温は90°F(約32℃)。クソ暑い。まだ5月だが今シーズン初のクーラーオン。熱風が出てくる。どういじっても猛烈な熱風が出てきやがられる。暑い中単調なドライブを続けていると眠くなってくるわけでして。著しく眠い。死因が居眠り運転という人生はイヤなので、ファストフード店の駐車場で昼寝することに。15分ほどで復活。
モントゴメリー
午後6時の州都モントゴメリー。
人気全く無し。車が少々走るのみ。

走り出すとすぐにモントゴメリー(Montgomery)に入る。モントゴメリーといえばアラバマの州都、そして元南軍の首都。歴史に疎い俺でもなんとなく知っていたわけで、19世紀の古い家を移築したOld Townなるものがあるらしいので寄り道。

いつもの様に街中をぐるぐる走り回るが、「あなた本当に州都ですか?」といった感じでどこも寂れすぎている。店とかもほとんど無いし、なんだか人影も見当たらないわけで。

とりあえずオールドタウンで停めて歩いてみることに。確かに古そうな家が並んでいますが、どれがそのオールドな家なんだかいまいちわかりません。じろじろ見ていると中の住人と目があってしまったりするわけで、紛らわしすぎる。Old Alabama Townと書かれた建物を発見。情報ゲットとばかりに行ってみるが閉店の模様。結局なんだかわからんままそれっぽい建物を激写して終了。

オールドアラバマタウンその1
オールドアラバマタウンその1。
オールドアラバマタウンその2
オールドアラバマタウンその2。


州議事堂らしき建物周辺に移動して探索を再開。誰もいません。外出禁止令が発動されているかのごとく、全く誰もいません。オールドタウンではなく、普通に渋くなってしまった商店街を撮影。リアルです。こっちのほうがよっぽどオールド感出ております。「誰もいねーぜ」などと思いながら辺りをフラフラしていると、路上駐車された車の中から視線を感じる。外には誰もいないが車内には密かにいるわけで。しかも見た目が一見アレ風な方々ばかり。しかも一台に数人。他の車を見ても中で寝ているような人影がいくつも。というわけでそそくさと車に戻る。

アラバマ州議事堂
アラバマ州議事堂。だと思う。
誰もいない様に見えますが、車内に潜んでいるので注意。

きっと楽しい場所は別にあるに違いないと郊外を走り回るが、定番の迷子状態に陥るのみでそれらしき場所は無し。

午後7時、迷子から脱出しI-65southに乗る。午後7時10分、一度降りて給油、全く何も無い街モントゴメリーより離脱、次の目的地モービルに向かう。ちなみに景色の98パーセントが寂れておりました。イヤ、俺にはそう見えました。

モントゴメリー終了
楽しかったモントゴメリーより離脱。
夕暮れ時は一段と寂しい。

▼寂れたI-65を南下

モントゴメリーを出るとすぐにヒュンダイのデカイ広告看板を発見。アラバマ工場がオープンするらしい。少し行くとHyundai Blvd.なる名前の出口が。遠くにでっかい工場が見えます。なんか凄い規模です。日本人的には「安い車はちょっと不安かも」なのだが、「質がそこそこなら安い方を買うぜ」がアメリカンスピリットなわけで。日本車も最初はそれで受け入れられたわけであり、ボロい上に安くもないアメ車が駆逐されていく図式を垣間見るのでした。ホンダもトヨタもアラバマ工場って聞いたことがあるわけで、「寂びれ対策で州が誘致しているのかも」などと思ってみる。実際、工場を通りすぎると後は何にも無いのでした。
路面の舗装や白線、看板とかまで寂れた感一杯のI-65を南下すること1時間半、モービルまであと少しの所で激しいスコールに突入。ドリフも真っ青の激しい水量で前が見えない。雷撃音と車体を叩きつける雨音でラジオも聞こえない。あまりの凄まじさにさすがのアメリカ人も徐行。そんな中、旧型Saab900の手動の幌を必死で閉めている人を発見。そのまま映画に出演できそうな壮絶な顔をしておりました。

▼モービルに到着

スコールは30分程で終了し、午後9時半にモービル入り。寝床探しを開始する。

午後10時、I-10westを走行中、反対車線に大きいレストエリアを発見。一度Mississippi州に入ってから戻って来て停車する。なんか立派だと思ったら州境のWelcome Centerらしい。建物は工事中で閉まっているが、入口にはアラバマ州の地図や旅行者向けの冊子が置いてある。そして冷水機もある。警備員までいる。

「どうせ大してウェルカムじゃ無いんだろう」などと決め付けていたわけで、今までに寄った事は無かったのですが。ウェルカムセンター最高であることが判明。

ビジターズガイドなる小冊子にはハイウェイ沿いのモーテルや観光地が掲載されまくっている。しかもクーポン券つき。「うおー!今までも素直に寄っていれば良かったぜ!」。意地で自力で探すのが楽しいとか言ってた俺が壮絶なバカだった。雷鳴の轟く中、小冊子片手に一人興奮する俺。今までの苦労はなんだったんだろう。

午後11時半、本日はいろいろとあってお疲れなわけで、早めに就寝することに。朝の出来事など忘れて熟睡してしまうのだった。


本日の走行距離:約400miles
(約645km)
トータル走行距離:4387miles
(7060km)
本日の出費
GA Lithonia:チーズバーガー ソーセージビスケット
 水 おタバコ 計$10.29
GA Stone Mountain Park:入場料$8.00
GA Atlanta:パーキング$5.00
GA World of Coca-Cola:入場料$9.00 ショットグラス$2.70
AL Montgomery:給油$33.21
 サンドイッチ ダイエットドクターペッパー 計$5.27
Total:$73.47
8日目に戻る  アメリカ浮浪日記トップに戻る  10日目へ行く
Yahoo! Japan 緊急震災募金
- Yahoo! Japan 緊急震災募金 -
東日本大震災を救援する募金です。
Yahooポイントも使用できます。
- Webコンテンツランキング -
alphapolis
inserted by FC2 system