Gato class submarine
USS Cavalla SS-244
ガトー級潜水艦 潜水艦カヴァラ
アメリカ海軍主力潜水艦として量産されたガトー級の潜水艦カヴァラ。
太平洋戦争後期の1944年に就役し、最初の哨戒任務で「空母翔鶴」を撃沈した艦です。
退役後の1971年より記念艦として展示されております。
こんな感じで陸上に展示される潜水艦カヴァラ。
翔鶴の他に駆逐艦霜月も沈めており、東京湾での降伏調印式にも参列しております。
戦後に対潜潜水艦に改装。ドイツのUボートの技術も取り入れられたそうな。
司令塔(セイル)。
近代化改装により抵抗の少ない形に形成されております。
勲章や従軍章(Combat Awards)。
北朝鮮の人が無限に付けてるヤツです。
左上が翔鶴撃沈に対するアメリカ大統領感状。
司令塔前部の扉。中に上がれます。
司令塔前部に上がった所。
真ん中にあるのはコンパス。
前部の入口より艦内に突入。
前部魚雷発射管室。
艦首ソナー増設に伴い6門から4門に。
士官居住区画へ。
士官用のベッド。
左の物体はカパっと開けると蛇口があります。
洗面所的なエリア。
士官用の部屋兼食堂。
この下は前部バッテリー室になっております。
艦中央のコントロール室へ。
左が艦の姿勢や深さをコントロールするハンドル。
右のパネルは外部へのハッチやベントの開閉表示盤。
開閉で点滅するので通称クリスマスツリーなんだそうな。
コントロール室の計器類。
良くわかりませんがいろいろと付いております。
コントロール室上部の司令塔へのラダー。
司令塔内の操舵輪。
ぺリスコープ。ハンドルがたたまれております。
魚雷発射データ用の機械式コンピューターもありました。
庶民兵用の部屋兼食堂。
4テーブルで計24人用だそうです。恐ろしっこ。
テーブル上の模様はボードゲーム用。
調理場。
艦中部辺りの外部へのハッチ。
ゴミ箱(Garbage disposal)。
庶民兵用のベッドルーム。
エアコンが付いていたそうです。
この下には後部バッテリー室になっております。
ディーゼルエンジン。竣工時は4基を搭載。
対潜潜水艦改装時に3基に減らされソナー関係のスペースにされたそうな。
エンジンルームの計器類その1。
エンジンルームの計器類その2。
中央にあるのは指令を表示するパネルです。
Maneuvering Room。
ディーゼルエンジンや電気モーター、バッテリーチャージ等を制御。
後部魚雷発射管室。
居住区兼になっており次発魚雷の隙間にベッドが御座います。
後部には計4門が装備されております。
後部ハッチより艦外へ脱出。
艦内見学終了であります。
艦尾部外観。
21インチ(53.3cm)Mark16魚雷が発射されております。
昔の写真を見ると結構ぼろぼろで、廃艦の危機もあったそうです。
艦の保存維持はボランティアや寄付にも支えられているそうな。